ビブリな休日 vol.23 2009/5/1~5/5

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よく「小さな子供を連れてキャンプに行く場合は高規格なキャンプ場の方が安心」みたいなフレーズを目にするが、アレってどういう意味なんだろ?
「高規格」の定義はよく知らないが、「敷地内に病院がある」とか「医師が常駐している」というのであれば多少安心とも思うがそんなキャンプ場はあまり聞かないし、「各区画内にはコンセントと水道が設置してありますので大変便利です」みたいなコンセプトが子連れでキャンプする上で役に立つとも思えない。幼児なんてアホだから、「どんな山の中に行っても水道とコンセントはニョキッと生えてるんだ~」とか思い込みかねないしなあ。
むしろ、「多少設備に難があっても、広くて遊ぶ場所も多く、あるいは極端に空いていて、子供が多少騒いだところで隣のキャンパーに迷惑をかけずに済むキャンプ場の方が、小さな子供連れには安心」という気もするのだが.....???

「犬の鳴き声、ハシャぐ子供の声と行動、それを叱る親の怒鳴り声」というのが一般的にキャンプ場でもっとも迷惑がられ嫌われる要素の代表だと思うのだが、キャンプに来て小さな子供に「走り回ってハシャいだりしないで、ちゃんと大人しくしていなさい!」と言わなければならないのは、ずいぶんと理不尽でバカげた話に感じる。いわば、海水浴に連れていって「水に入るな!」と命令するようなものであろう。オレだって、バーに連れて行かれて「さあ楽しもう。でも、酒は飲むな」と言われたら激怒するに違いない(関係ないか.......)。
かといって、すぐ隣に見ず知らずの方がテントを張っているような状況では、「好きなだけハシャいで遊んでいいぞ~」というワケにもいかない。現実問題として、子供に「大人しく」していてもらう必要が出てきてしまうであろう。

そんなわけで、G.W.や夏休みのキャンプ場にあれほど多い、いわゆるファミリーキャンパーが、子供(や犬)を気兼ねなく遊ばせることができるビブリでは極めて少数派なのは、ちょっと不思議なんだよな~???

           

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